風紀と秩序を司る者(自称)
はじめまして。
コスモ・アカデミア号生徒会長、
そして風紀と秩序を司る者――神谷セイヤです。

この艦には、様々な種族、様々な価値観、様々な才能を持った生徒が集まっています。
それ自体は素晴らしいことです。
ですが、だからこそ――秩序が必要です。
自由は、規律の上にしか成り立ちません。
規律なき自由は、ただの混乱です。
私はそれを、何度も見てきました。
だから私は、生徒会長としてここにいます。
誰かに命じられたわけではありません。
私自身が「必要だ」と判断したからです。
私は特別な才能を持っているわけではありません。
運動も得意ではありませんし、野球も……正直に言えば、上手くはありません。
ですが、だからといって退く理由にはなりません。
正しいことは、正しい。
それだけです。
結果がどうであれ、
失敗したとしても、
笑われたとしても、
「正しい姿勢」を取り続けることに意味があると、私は信じています。
もし、その姿勢が間違っていると言うのなら――
それは、風紀と秩序そのものを否定する行為です。
私は逃げません。
私は折れません。
そして、自分を疑うつもりもありません。なぜなら私は、
生徒会長であり、
この艦の風紀を預かる者だからです。
宇宙生徒会長セイヤ
正義感が強すぎる。
融通がきかない。
空気が読めない。
それでも――
誰よりも真剣に、
「みんなの居場所」を守ろうとする少年がいる。
舞台は、宇宙を航行する学園船《コスモ・アカデミア号》。
無数の星を巡りながら、
種族も文化も異なる生徒たちが共に学び、生活する巨大な学園都市。
その生徒会長を務めるのが、
この物語の主人公――セイヤ・カミヤ。
物語の概要
『宇宙生徒会長セイヤ』は、
学園ドラマ
宇宙SF
青春群像
スポコン
ラブコメ
そして少しの哲学
それらすべてが交差する、
“秩序と感情の物語”です。正しさとは何か。
仲間とは何か。
守るべきルールとは、壊すべき壁とは何か。不器用で真っ直ぐすぎる生徒会長セイヤが、
仲間たちと衝突し、悩み、笑い、時に敗れながら、
それでも前に進んでいく――
そんな成長と絆の物語です。
世界観
■ コスモ・アカデミア号
宇宙を航行する巨大学園船。
学習区画、居住区、ホロデッキ、ドーム球場まで備えた、
一つの「移動する都市国家」。
■ アーク・アカデミア号
ライバル校。
軍事色と合理主義を色濃く持つエリート集団。
やがて両校は、野球という競技を通して激突することになる。
主要キャラクター
セイヤ・カミヤ
真面目すぎる生徒会長。
正義感と規律を何より重んじる“風紀の化身”。
だが運動神経ゼロ、空気も読めない。
それでも誰よりも仲間想いな、不器用なヒーロー。
エミリア
冷静沈着な才女。
セイヤを論破しつつも、内心では誰よりも彼を認めている存在。
リュウジ
豪快で情に厚いムードメーカー。
セイヤの良き理解者であり、衝突もする盟友。
ポックス
論理の星・バルタン星出身の副会長。
感情を抑えた合理主義者だが、仲間への想いは誰よりも深い。
ミリィ
エミリアの双子の妹。
運動神経抜群の元気な女の子。
クロ(C.L.O-セリオン)
感情を持たないはずのヒューマノイド型ロボット。
しかし“心”を求め続ける、最も人間らしい存在。
ヴァル
透明感のある少女。
静かな優しさで仲間を包む癒しの存在。
作者より
この物語は、
「正しさ」と「優しさ」は両立できるのか、
「秩序」と「自由」は共存できるのか、
そんな問いから生まれました。
不器用でもいい。
遠回りでもいい。
それでも、自分の信じる正義を貫こうとする少年の姿を、
この宇宙のどこかで、誰かが見てくれたら。
それが、
『宇宙生徒会長セイヤ』という物語です。
